一つ目の恋の終わりの後
少しずつ少しずつ
普通の日常会話や世間話ができる人との出会いが増えました。
私のしゃべる言葉が通じる
街のざわめきにしんどくならないか…なんて考えなくていい
薬の時間を気にしなくていい
睡眠の心配しなくていい
車の運転をしなくてもいい
みんな普段は仕事をしているんだ
など、私には新鮮なことばかり。
当たり前の感覚を知らないままにいた20代
毎日自分の為に朝起きて夜寝ていく
24時間自由、肩の荷が下りていく、私は一人なんだ
それなのに、誰といても胸の真ん中が空洞
そんな時に今の夫と出会ってしまった。